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2013年度冬季色彩検定1級1次【極私的】解答速報を大公開!

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2013年冬季色彩検定1級1次を受験しました!今年の夏季検定試験で2級を受けたのですが、会場は同じく兵庫県は神戸市の三宮研修センター。そして、空模様は2級のときと同様雨…

空一面の雨雲。。
三宮研修センター

おなじみのロゴが目の前に!
色彩検定試験会場

しかも、1級は15時10分から開始で、制限時間90分、すなわち16時40分まで。せっかくの日曜日に、実質夕方まで拘束されるって、何の罰ゲームなのこれ。3級は午前中に実施されていて、3級と1級は併願不可なんだから、1級も午前中にやってくれればいいのに。。orz

などと文句はたれつつも、試験は全力を尽くしてまいりました。下記は、問題用紙に書き写した解答を、そのまま再現したもの。テキストと照らし合わせたところ、ほぼ誤りはないように思えるのですが、XYZ表色系についての問題(4)Cと、問題(5)のNCSについてのFはちょっと微妙です。

【2013年冬季色彩検定1級1次 極私的解答速報】

問題(1) A-4|B-1|C-1|D-3|E-2|F-3|G-4|H-1|I-4|J-2

問題(2) A-2|B-4|C-4|D-2|E-1|F-3
問題(3) A-2|B-3|C-4|D-1|E-3|F-4|G-2|H-2|I-4|J-1

問題(4) A-3|B-4|C-3|D-4|E-1|F-2
問題(5) A-4|B-1|C-2|D-1|E-4|F-2
問題(6) A-4|B-3|C-4|D-1|E-4|F-2
問題(7) A-2|B-3|C-2|D-4|E-1|F-1|G-3|H-2|I-3|J-4

問題(8) A-4|B-2|C-2|D-1|E-4|F-2
問題(9) A-4|B-2|C-4|D-4|E-4|F-2
問題(10) A-3|B-2|C-4|D-3|E-3
問題(11) A-3|B-2|C-4|D-2|E-2
問題(12) A-3|B-4|C-2|D-2|E-1|F-2|G-2|H-4

問題(13) A-4|B-1|C-2|D-3|E-4|F-2
問題(14) A-1|B-4|C-2|D-2|E-3|F-1
問題(15) A-2|B-4|C-2|D-4|E-3|F-1|G-3|H-2

問題(16) A-SD|B-イメージプロフィール|C-因子分析|D-イメージマップ|E-評価性

全体的に、あまり突っ込んだ問題がなかったという印象で、テキストをよく読んで、過去問を解いていれば、合格点は取れるのではないかという印象です。

少なくとも、過去記事「色彩検定1級1次試験<超>直前期の過ごし方」に書いたように、「クロウメモドキの実から作ったサップグリーン」や、JISの安全色のマンセル値についてカードを作るなんていうのは、完全にやりすぎでしたw

あと、実は予測問題のつもりで作ってみた一昨日の○×クイズ。13問中1問、SD法のイメージマップについての問題しか当たらなかったのは、情けない限りです(涙)

<追記>
2013年冬季色彩検定1級1次の“極私的解答速報”の訂正です。

問題(1)Cは①「継時加法混色」が正解としていたのですが、改めてテキストを確認したところ、②「補色」が正解であることがわかりました。

あと、問題(5)FのNCSの色の表示についての問題。②「純色は色相だけを示すことで表される」を正解としました。

が、よくよく考えてみると、純色は「C-φ(色相)」と表すので、「色相だけ」というのは、ちょっと違うような気がしてきていたところ、Webで公開されている他の解答速報では、やはり③が正解となっていました。

とりあえず、私が2問落としたことは確定らしいということで…orz


2013年度冬季色彩検定1級1次の出題傾向から考える合格のための必勝ポイント16(前編)

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去る11月10日に実施された2013年冬季色彩検定1級1次全16問(大問)の出題傾向と、公式テキストにおける該当ページをまとめてみました。

対策しておいてよかったこと、また、2012年以前の出題実績なども可能な限り盛り込んだところ、いささか濃いものになってしまった気がしないでもないので、2回に分けてお届けいたします。

前半の今回は、問題(1)から(8)まで。今回1級1次を受験なさった方は復習に、今後受験しようという方は、この試験の傾向をつかむのにお役立ていただけましたら幸いです。

<問題(1)> ヨーロッパの色彩文化 P.6~7
ニュートンの「光学」が発行されたのが1704年というところまで憶えておきながら、それが何の認識のきっかけになったかということを読み落としていたのは盲点でした。2009年にも出題があったメゾチント印刷を細かく押さえておいたのはよかったと思います。

<問題(2)> 色の知覚、色覚特性と視覚変化 P.20~25
網膜の細胞の種類と、外側膝状体を経て第一次視覚野に至る経路は、暗記必須。細胞のON/OFF型についての問題は、2012年に出題されたので、今回はないよね?という祈りは通じたようでラッキーでした(←何度読んでもよくわからなかった)。あと、色覚タイプ別の混同色軌跡の図も必須。

<問題(3)> 照明、混色 P.34~39
光束の単位「lm(ルーメン)」は2010年以来毎年出題。「標準イルミナント」「標準の光」「標準光源」「常用光源」が何を指すのかを正確に知っておくこと。あと、グラスマンの法則が細かく問われたのは、今回が初めてかもしれません。

<問題(4)> XYZ表色系、L*a*b*表色系 P.42~49
P.42の図1「XYZ表色系で用いられる英記号とその使い方」を、直前にねちねちと憶えたのが効いたな、という気がします。xy色度図とL*a*b*空間における色の位置関係も必須(a*がマイナス、b*がプラスだったら緑~黄とか)。

<問題(5)> オストワルト表色系、NCS P.50~57
ともに色の成り立ちを、正確な用語をもって整理しておくことが必要です(オストワルトだったら白色量+黒色量+純色量=100とか)。なお、オストワルト表色系については、これまで問われることがなかった色相番号が問われました。あと、NCSの原色構成比の問題は、テキストの図そのまんまです。図表は何かと重要です。

<問題(6)> 測色 P.64~67
2012年に引き続き、測色の分類と特徴、使用する機器、観察条件が細かく問われました。2年連続はないかと思われましたが、油断なりません。

<問題(7)> 色知覚の複雑性 P.81~85
この分野も2012年に引き続き細かく出題。ベゾルト-ブリュッケ現象、アブニー効果、ヘルソン-ジャッド効果、ヘルムホルツ-コールラウシュ効果、ハント効果、ゲルプ効果、すべて何と何との関係を表すか整理しておくこと。

<問題(8)> 配色イメージ P.88~97
エレガントからロマンティックまで、10種類のイメージ語すべてについて使用するトーン・色相、配色の傾向を暗記していたのが役立ちました。2次試験でも問われる知識ですので、けしてやりすぎではないと思います。

以上、2013年色彩検定1級1次 問題(1)~(8)の出題傾向まとめでした。後半の問題(9)~(16)は、明日にでもお届けいたします。

2013年度冬季色彩検定1級1次の出題傾向から考える合格のための必勝ポイント16(後編)

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11月10日に受験した2013年度冬季色彩検定1級の1次試験(推定合格)の問題を分析し、今後の1級1次対策を考えようというこの企画。書き始めたらえらく長くなってしまいましたので、2回に分けてお届けしております。

前半(問題(1)~(8))についてはこちらをご参照ください。

2013年度冬季色彩検定1級1次の出題傾向から考える合格のための必勝ポイント16(前編)

それでは後半の問題(9)~(16)、行ってみましょう。ページ番号は、設問の内容に該当する色彩検定1公式テキストのページを示しています。

<問題(9)> コーポレートアイデンティティ P.98~101
図1「企業のアイデンティティ戦略とデザインの役割」、図2「ロゴマークの開発基準の例」、図5「コーポレートカラーの割合」など図をしっかり憶えていたのが役立ちました。

<問題(10)> 「ファッション」から幅広く
P.112の図7「ファッションビジネスの構造」、P.115の図8「アパレルの主なスタッフと業務」から出題あり。小問C、Dのカラーコーディネーターの業務については、P.120~122をしっかり読み込んでおかないと答えが絞れないようになっていました。小問Eのイメージマップは、サービス問題でしたねw

<問題(11)> 繊維 P.128~133
毎回お約束の繊維の組織、織物やプリント柄の図を使った問題。公式テキストの繊維についてのページにに登場する写真は、すべて憶えてしまうぐらいでいいでしょう。

<問題(12)> プロダクトデザインと素材 P.140~141
金属と硬質樹脂(プラスチック・アクリルなど)についての記述をしっかり読んでいれば、解ける問題でした。この範囲は2006年以来久々の出題です。近年は、プロダクトデザインの色彩計画のプロセスからの出題がメジャーでした。

<問題(13)> 非住宅空間の色彩 P.150~153
オフィス、病院、学校、物販店、レストラン、店舗照明から1問ずつ。テキストの記述どおりの問題です。ちなみに、オフィス、病院、学校は2005年以降初の出題。

<問題(14)> 景観的視点に立った色彩計画 P.160~161
色彩計画のプロセスについての問題ですが、プロセスの順序や内容の詳細は問われず、常識で解けるような問題ばかりでした。ただ、例年、環境色彩のジャンルからは、シーン景観、シークエンス景観など景観の見方や、視点場、主対象など景観の分類が問われていますので、それらの用語は必ず押さえておいてください。

<問題(15)> ユニバーサルデザイン P.168~171
ユニバーサルデザインは、2012年に、その起源や七つの原則の内容、テキストの図を使った問題など比較的こってりした出題がなされたせいか、今回はあっさり目でした。次回は要注意かもしれません。

<問題(16)> SD法 P.73~75
最後の記述式の問題。今年は、心理学的尺度構成法のひとつSD法についての問題でした。イメージマップとイメージプロフィールの区別、単色イメージにおける三因子が問われています。なお、過去に選択式でこの範囲が出題された際には、因子負荷量、因子得点などの語句や、同じく心理学的尺度構成法のひとつである一対比較法との区別などが問われました。

以上、2013年度色彩検定1級1次 問題(9)~(16)の出題傾向のまとめでした。公式テキストのビジュアルデザイン以降の範囲は、いかにたくさん図表を憶えておけるかが鍵となるような気がします。

あと、最後の問題は、毎回記述式なのですが、過去問を見てもあまり難易度の高い漢字が含まれる語句は出題されないのかなあと。念のため「外測膝状体」「視交叉」「明瞭性の原則」なんかを、直前に必死で憶えたのですが、結果は過去記事「2013年度冬季色彩検定1級1次【極私的】解答速報を大公開!」の通りで、いささか拍子抜けした次第ですw

丸暗記不要!? PCCS明度表のこんな覚え方はいかが?

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色彩検定1級2次対策として、サイト「色彩検定ONLINE」さんの「2次の必須知識」のページを大いに参考にさせてもらっています。この週末は、このページに書かれている事項を、暗記カードに落とし込みました。

特に素晴らしいのが、PCCS明度表の暗記法。

ちなみに、ここで言うPCCS明度表とは、下図のような記号と数字の羅列からなる無味乾燥な表です。色彩検定1級2次の過去問を解いてみたところ、この表を暗記していないと解けない問題がありまして(汗)

PCCS明度表
PCCS明度表

そんな明度表の暗記をサポートしてくれるのが、「色彩検定ONLINE」さんのメソッドです。表を色相2~14と16~24のエリアに分けて考える手法が動画で解説されているのですが、これが目からウロコでして。

詳細は上記ページの中ほどをご覧いただきたいのですが、要は2~14のエリアは8(黄)を中心に、16~24のエリアは20(青紫)を中心に、それぞれ明度の数値が対称になっていると。これを知るだけで、暗記の労力が4割減!明度対策に頭を悩ませている受験者の皆さんは必見です。

明度の数値が対称

ただ、4割減ったとは言え、残りの数字を丸暗記するというのはやっぱり苦痛です。そこで、何か法則性が見いだせないかと思い、明度表をじっくり眺めてみました。以下、分かったことを書き出してみます。

まず、色相16~24のエリアについて。

・どのトーンにおいても、それぞれ色相18、20、22の明度が等しく、かつ最低明度となっている。

・色相16(24も同じ)は色相18~10の明度+0.5。

色相16~24

あら、これでこのエリアは解決できそうですね。あとは黙って中心となる色相20の明度をトーン別に暗記するだけです。

続いて色相2~14のエリアについて。

・どのトーンにおいても、最も明度が高いのは色相8。ただし、ltg、g、dkgはその両側の色相6と8も同じ明度である。

・ltg、g、dkgは、2と4、12と14の明度が等しい。それぞれの最高明度との差は-0.5。

・中彩度トーン(lt、s、d、dk)は中心の8から両端の2と14に向けて、それぞれ0.5ずつ明度が低くなっている。

中彩度トーン(lt、s、d、dk)

このエリアも、ここまではけっこう楽勝です。中心となる色相8の明度をトーン別に暗記していさえすれば、簡単にすべての明度を導き出すことができそうです。

ちょっと難易度が高いのが、変化がイレギュラーなpトーンと高彩度トーン(v、b、dp)ですなあ。

pトーンと高彩度トーン(v、b、dp)

ここについては、場合によっては丸暗記した方が早いかもしれませんが(汗)、一応まとめると、こんな感じになります。

・pは中心の色相8が明度9.0で、これが表全体で最も高明度。両側の6、8は明度8.5で2と4、12と14は明度8.0。

・vトーンは、変化がもっともイレギュラー。最高明度が色相8の8.0で、6(10)が明度7.0、4(12)が明度5.5、2(14)が明度4.5。すなわち中心から端に向けて明度差が1、1.5、1となっている。

・bトーンとdpトーンでは、色相8→6(10)→4(12)の明度差が各1で、4(12)と2(14)の明度差が0.5、すなわち中心から端に向けて明度差が1、1、0.5となっている。

以上、自分なりにPCCS明度表のポイントを整理してみました。同じくこの12月に1級2次を受験なさる皆さんのお役に立てましたら幸いです!

色彩検定の合否通知票(2013年度1級1次)が届きました

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11月29日、勤めを終えて帰宅したら、机の上に色彩検定協会からのハガキが。「合否通知票」と書いてあります。

色彩検定合否通知票

えっ、色彩検定1級1次試験は11月10日だったから、半月ぐらいで採点できちゃったってこと?1次の合否通知は、2次試験(12月15日)のもっと間際になって来るものだとばかり思っていたので、心の準備が・・・と思いつつ開封。

結果は合格!自己採点の結果、合格ラインとされる7割を切るこたないよな、とは思っていたものの、やはりほっとしました。

色彩検定合否通知票

開いたハガキの右半分に、模範解答と配点が載っていましたので、あらためて自分の解答(2013年度冬季色彩検定1級1次【極私的】解答速報を大公開!という形でさらしております)と照らし合わせてみました。

結果、試験直後に分かっていた間違い二つに加え、問題(2)の外側膝状体についての問題を一つを落としていたことが判明。それらの配点を満点の200点から引くと、195点となりました。9割以上ゲット!

いや、亭主から「不合格だったら、いや9割以下の出来だったら何らかのペナルティを課す」と宣告されていたので、戦々恐々としていたのですが、これでひとまず安心です。

そのときの模様はこちら↓
1級も完全独学!色彩検定の受験勉強を本格スタートしました

さて、これで12月15日の2次試験に向かって、あと2週間、全力で突き進むのみ。そろそろカラーカードの切り貼りの練習もしなきゃいけないということで、今日は糊を買いに行こうと思います。

カラーコーディネーターと色彩検定のまとめページを作りました

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このたび、このブログに「カラーコーディネーターまとめ」「色彩検定まとめ」というページをご用意しました。それぞれ、東商のカラーコーディネーター検定関連の記事と、色彩検定関連記事へのリンクを集めたぺージです。

カラーコーディネーターまとめ

色彩検定まとめ

これまでも、両検定の記事はそれぞれ独立したカテゴリーとして分類されていて、右サイドバーのカテゴリー名をクリックすることで、ある程度まとめてご覧いただくことができました。

しかし、なにしろ記事全文が新しい順にずらずらと表示されてしまうので、古い記事にさかのぼるには延々とスクロールしなければならず、求める情報にたどり着くのは一苦労。

他ならぬ自分自身が、カラーコーディネーター検定の合格体験記を書くために、過去記事を探す際に大変苦労したものです(汗)

その点、今回設置したまとめページには、タイトルだけがずらりと並んでいて、どんな記事があるのかがほぼ一覧できるようになっています。興味をお持ちになったタイトルがあれば、文字列をカチッとクリックしていただきますと、そのタイトルの記事ページに飛びます。

続けて他の関連記事をお読みになる場合は、まとめページにお戻りください。「カラフルしている(・w・)/」というタイトル文字の下、オレンジの帯上にある「カラーコーディネーターまとめ」「色彩検定まとめ」の文字をクリックしていただくと、まとめページをご覧いただけます。

ちなみに、カラーコーディネーター検定関連の記事は、私が2009年に3級の受験勉強を始めてから、2012年の試験で1級商品色彩合格に至るまでの勉強法などを記録したもの(2級はかなりうすいですが…)。

色彩検定関連の記事は、今年2013年に色彩検定2級の勉強を始め、夏季検定で2級合格、そして冬季検定で1級1次に合格するまで(11月30日現在)の模様をつづったものです。

これから色彩関連資格の勉強を始めようという皆さんのお役に立てれば幸いです。

色彩検定1級2次試験対策としての過去問題集の活用法

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気がつけば、色彩検定1級2次試験まであと3日(汗)このところずっと毎日、過去問題1回分を通しで解いてみるということをやっています。手持ちの公式過去問題集は、2005~2007、2009~2012年度なので7回分。これを順番に繰り返し繰り返し。

ちなみに、色彩検定の公式サイトによれば、2008年度の過去問題集は売り切れだったはずなのに、先週立ち寄ったジュンク堂で見事に書架に並んでるのを発見!しかし、直前になって新しい問題集を投入するというのは、受験戦略としてはありえない話なのでこちらはスルーとなりました。。

さてさて、こうして一回分を通しで解くということを始めた当初は、解答を憶えてしまって練習にならないのでは?とも思いましたが、3周目に入っても、ごく一部の知識問題を除いて、案外憶えていないものです。視感測色の問題は毎回悩みますし、カラーカードを指定する問題は、明度表や色相環、トーン区分図を書いて考えないと答えられません。

なので、問題集は、公式のものが揃っているのであれば、他の出版社から出ているものをあえて買う必要はないのではないかと思われます。

ちなみに、現時点で、2011・12年度は定価(2940円)でそれぞれ買う必要がありますが、2005~2007年度は3冊パックで2000円、2009・10年度は2冊パックで1500円で買えます。

ただ、同じ問題を繰り返し解く場合、問題となってくるのがカラーカードの切り貼りなんですよね。

私は、2周目まではカラーカードの切り貼りは無しで解きました。PCCSの明度や、対応するマンセル色相、JIS慣用色名、それから配色技法などの基礎知識をしっかり固めるためです。

3周目以降は、コピーした問題用紙に、カラーカードの切り貼りもしながら解いてます。問題用紙の枠に合うサイズに、素早くきれいにハサミでカードを切るのは、けっこう困難。できるだけたくさん練習しておいた方がいいです、これは。私は、本番までに新配色カード199aを2個使い切る予定です。

カラーカードの切り貼り

あと、等色相面に問題付属のカラーチップを切り貼りするタイプの問題ですが、これは、カラーチップをまとめて全部切り取り、貼らずにあてるだけで色を判断しています。

カラーチップの切り貼り

最終的に貼り付けをするかどうかは迷っている最中。もちろん、来年も同じ練習をしているなんてことはないようにしたいものですが、貧乏性なので、なんかもったいない気がするんですよね^^;

色彩検定1級2次試験大阪会場へのアクセスを写真付きレポート!

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2013年12月15日。何やらじんわりと底冷えのする中、色彩検定1級2次試験を大阪会場で受験しました!

会場は大阪市北区の天満研修センター。JR大阪駅から環状線外回りで一駅のJR天満駅の最寄りにある施設です。

試験開始は13:00で、事前説明開始は12:45、受付開始(入室可能時刻)が11:40だったんですが、心配性の私が天満駅に降り立ったのは10:30。

改札を抜け、右の出口から出て左を見たところ。「こじゃれた串カツ屋さん」や奥の商店街らしきものが激しく気になりますが、今は散策している場合ではありません。場所を確保して最終チェックをしなければ。駅前にマクドナルドがあるのを確認しつつ、ひとまず会場の天満研修センターへ向かうことにします。

こじゃれた串カツ屋さん

さて、研修センターはどっちだ?ということで、ぐるっと周りを見渡したところ、案内表示がありました。上の写真から180度振り返ったところです。

案内表示

しかし、示された道は、狭くて陰気な路地。ほんまにこんな場所にあるんかいな…と不安になりつつ進みます。

狭くて陰気な路地

すると、3分ほど歩いたところに、突如、場違いな感じのど派手な建築物が!

ど派手な建築物

この建物が、色彩検定1級2次大阪会場の天満研修センターです。

天満研修センター

建物入ってすぐ左に喫茶室がありました。おっ、テキストを開いて勉強している人の姿が見えます。

喫茶室

私も早く最終チェックを始めなければという焦りを覚え、この喫茶室に入ろうかと思いましたが、外に掲示されているメニュー表を見ると、コーヒー一杯250円。なかなか良心的な価格だと思いますが、最近、外でのコーヒーはマックでしか飲まない自分としては、やや割高感。うーむどうしよう。

メニュー表

そうだ、研修センターのサイトによると、内部にコンビニがあったはず、ということで、ドアをくぐってロビーに入ると、右手に売店がありました。入口に「コンビニ」と書いてあります。そうか、これがコンビニか。。

コンビニ

ちょっと肩すかしをくらった感がありますが、糊や筆記用具などの文具が売られており、ちょっとしたお菓子や軽食の類は一通りあるという印象。セルフで入れる100円のコーヒーもあります。ちなみに代金は、正面の受付カウンターで支払うシステム。

ただ、ロビーをぐるっと見渡したところ、飲食するスペースもなさそうだったので、駅前に戻り、マクドナルドを利用することに決定。B1Fのカウンター席を確保して、コーヒーを飲みながら、無事に受付の時刻までを過ごすことができたのでした。

受付開始から試験終了までの模様は、次の記事でお届けします。


色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報 1/3

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色彩検定会場

AFT主催の色彩検定、冬季検定の1級2次(2013年度)の試験を大阪会場で受験しました。

本日から数回にわたって、2013年12月15日受験した色彩検定1級2次の、試験開始から終了までの制限時間90分間の模様を、実況中継風にお届けしたいと思います。可能な限り、自分が記入した解答も再現していきますので、解答速報が待ちきれない方はぜひご参考ください。

13:00、試験開始

問題用紙のページをめくると、現れたのは、真っ白いメモ用のページ。まさか1ページ目にあると思わなかったので軽く動揺しつつ、またページをめくるとこれもメモ用ページ。

さらにめくって、ようやく現れたのが問題(1)は視感測色の問題でした。問題用紙に印刷されてるカラーチップを切り取り、明度6と明度7の等明度面の該当箇所に貼る問題で、2011年度の視感測色問題と全く同じ傾向です。

過去に出題された視感測色の問題のなかでも、最も苦手なタイプなので動揺しつつ、ページをめくって大問の総数を確認すると、問題(4)までしかありません。比較的易しかったとされる2012年と同様でひと安心

問題(1)を解いてみる

気をとりなおし、問題(1)に戻って、チップをaからhまで8個まとめて切り取り、測色に着手。この段階では、まだ貼り付けはしないで、解答欄にマンセル値を記述するのみとしました。

持ち帰り可能なカラーカードの余白にメモした問題(1)の解答はこちら。

a)2.5B 6/7
b)2.5P 7/5
c)2.5PB 6/5
d)2.5Y 6/7
e)2.5PB 7/3
f)2.5RP 9/9
g)h)終了直前に修正したため、メモがなく不明

問題(2)を解いてみる

続く問題(2)は、ビジュアル(ロゴマーク)の問題でした。あるスポーツブランドのタイプの異なる2つのロゴの配色と、そのうちひとつのアプリケーションデザインとしての名刺の配色を考える問題です。

ここでは、イメージ語からトーンを特定することが求められました。3級テキストの記述に従えば、「若々しい」などから「ペール」を、「健康的」「華やか」などから「ブライト」を選べば正解であると思います。

心理四原色の近似色を問う問題もやっぱり出ましたね。配色技法としては、対照色相配色、トライアドなど。明度も問われましたが、どのトーンでも色相8が最高明度、18~22が最低明度になることさえ分かっていれば、解けるレベルでした。

ただ、名刺の配色の条件があいまいで、導き出された二色のうちどちらをどの欄に当てはめればいいのかとモヤモヤ。後でもう一度見直してからカードを貼ろうと思い、切り貼りはせずに、次の問題(3)に取り掛かったのでした。

最終的に導き出した問題(2)の解答はこちら。

A)①ブライト ②ペール ③アプリケーション

B)①b8(bトーンで最も明度が高いので)
  ②v18(b8と対照色相配色となる心理四原色の近似色なので)

C)①p18+(ペールトーンで最も明度が低い青系の色)
  ②v6(うろ憶えですが「ベースとダイアードで対照トーンのうち、最も高彩度」という感じだったと思います)

D)v10、v2(C①とトライアドになる色相で、アクセントとなる高彩度色2色、みたいな条件だったと記憶)

以上、2013年度色彩検定1級2次問題(1)(2)の個人的な解答を再現してみました。問題(3)以降については、明日以降にお届けします!

色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報 2/3

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色彩検定1級2次、極私的解答速報の第二弾にまいります!問題(3)はファッション色彩についての問題でした。今日は、試験会場でこの問題を解いた際の実況と、個人的な解答の再現をお届けしたいと思います。

問題(1)(2)については、昨日の記事をご参照ください↓
色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報 1/3

問題(3)を解いてみる

問題(3)には、1級テキスト124ページ「アパレルの商品色彩の事例」から「エレガント・ロック」のディレクションボードが使われていました。ただ、カラーパレットの色がテキストとは違いましたし、代表的な素材として「再生繊維」が挙げられていたところもテキストとは異なります。しっかり暗記していた人ほど混乱したかも。

カラーカードの切り貼り問題は、これを他のシーズン用に配色替えしなさい、というものだったのですが、上記のカラーパレットとは関係ありませんでした(と、思います)。

(2)小問Bでは、JIS慣用色名「桜色」、小問Cでは、同じくJIS慣用色名の「バーミリオン」の近似PCCS値を、それぞれ選択肢から選ぶ(これ新傾向ですね)ことが要求され、あとは同一トーン、対照トーン、ダイアード、スプリットコンプリメンタリーなどの条件に従って、色を指定していくだけでした。

小問Cでvトーンの明度差を問われたのは痛かったです…奇数番号の色相の明度も、やはりきちんと押さえておくべきでした。そのへんの詰めが甘かったせいで、指定する色がなかなか絞り込めず。

しかし、時刻はすでに制限時間の半分まで経過しています。この時点で1枚もカラーカードを切り貼りしてないのはまずかろうと思い、ここで、思い切って切り貼りをすることにしました。問題(2)の切り貼りもまだやっていなかったので、併せてやることに。

そうそう、カラーカードですが、試験では、市販の「新配色カード199a」とほぼ同じものが配られます。「ほぼ同じ」というのは、対応マンセル値など付属資料がないだけの話。各カードの裏にはちゃんとPCCS値も書かれてます。

カードは持ち帰りOKなので、帰宅してから記念撮影。いっしょに写っているのは、やはり会場で配布される紙おしぼり。カードの糊づけで手が汚れるだろうからという配慮のようです。ちょっと和みました^^

色彩検定の新配色カードとおしぼり

さてさて、最終的に導き出した問題(3)の解答は、次のとおりです。

A)①グレイッシュ(カラーパレットの色がそういう色調だったのと、JAFCAの2013秋冬のテーマカラーに「グレイッシュカラー」というキーワードがあったのでおそらく。。)
 ②レーヨン

B)p14+(ジャケット)、p16+(ブラウス)、p2+(スカート)、p12+(スカーフ)
スカートが桜色の近似色、他の3アイテムはそれと同一トーンで、ジャケットがスカートとダイアードの関係、残る2アイテムはジャケットの類似色相で、ブラウスを青みに寄せるという条件が付いていたのでこうなりました。

C)b16、b12
アイテム名失念。スカートとスプリットコンプリメンタリーで、対照トーン、明清色の2アイテム、という条件だったと思います。

D)v3(ジャケット)、v16(ブラウス)、v16(スカート)、v14(スカーフ) 
ジャケットがバーミリオンの近似色、残る3アイテムは同一トーンで補色色相配色、うちスカーフの明度を高くするという条件でした。v15の明度が分からなかったので、スカーフをv14にしてブラウスとスカートをともにv16にしちゃったんですが、まずかったかな…

以上、2013年度色彩検定1級2次の問題(3)を解く際の実況と、個人的な解答の再現でした。思いのほか、長くなってしまいましたので、最後の問題(4)はまた明日!

色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報 3/3

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「色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報」として、一昨日、昨日とお届けしてまいりましたこのシリーズ。今日は最終回、最後の問題(4)の解答の模様を実況中継風にお届けいたします。

問題(1)(2)はこちら→ 色彩検定1級2次解答速報 1/3

問題(3)はこちら→ 色彩検定1級2次解答速報 2/3

問題(4)を解いてみる

問題(4)は環境色彩の問題でした。小問Aは、用語の問題で、1次で出題がなかった景観の分類が登場。シーン景観、シークエンス景観、遠景、中景、近景、対象場などの語群から文中の3つの()にあてはまる語句を選択するという形式でした。1次用に作った暗記カードをひっぱり出して、復習しておいてよかったと思います。

カラーカードの切り貼り問題は、マンセル値で示された色相ごとの彩度と明度の色彩分布図をもとに、イラストで示された会社ビルのベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーをカラーカードで指定するというもの。

PCCS色相とマンセル色相の変換表は、2012年に引き続き与えられており、難易度は低め。がんばって変換表を自作できるまで暗記したので、肩透かしをくらった感じです。

問題(4)の私の解答は、下記のとおりです。

A)①シーン ②対象場 ③中景

B)①ltg6 ②g6 ③v18

①が、分布図で最も出現頻度が高い色相という条件でしたので、YR5~10の間に位置する色で「落ち着いた」トーン、②は①と同一色相で「地味な」トーン、③は①②とダイアード、対照トーンでアクセントカラーとなる色とのことでしたので、このチョイスとなりました。

さて、ここまで解き終えて、カラーカードを指定の欄に全て貼り終えた段階で、試験開始から約1時間が経過した14:00ちょっと前。まだ、問題(1)の視感測色問題のカラーチップの貼り付けが残ってる!ということで(マンセル値は開始直後に記入済み)、あわてて問題(1)に戻り、再度色を確認しながら、8枚まとめて切り取って脇に置いておいたチップをひとつずつ切り離し、貼り付けにかかりました。

そうそう、検定会場に持っていった道具類はこちらです。

色彩検定1級2次受験の持ち物

のりはテープのりを使う予定でしたが、スペアを用意した上にスティックのり、アラビックヤマトまで持参。はさみのスペアまで用意するという万全の態勢です。結局、テープのりとはさみ一丁だけで事足りましたので、完全にやりすぎでしたがw

14:30、試験終了

さて、問題(1)のチップの切り貼りが終わった後は、全ての解答欄に記述や貼り付けがなされているかを確認しました。そして、最後に今一度、問題(1)で記述したマンセル値が貼り付け位置に正しく対応しているかどうかを確認したところ、まさかの記入ミス発見!大慌てで修正を終えた直後、試験終了の合図が響きわたったのでした。

いや、明度もマンセル値もあまり細かく問われず、大問4つ、切り貼りも20枚ぐらいなのに、こんなにギリギリになるとは…2009年以前の問題数や切り貼り数が大きい問題で、負荷をかけた練習をしておいて、つくづくよかったと思います。

ちなみに、手持ちの過去問の中で最も切り貼り数が多かったのは、2006年の59枚。レベルが違う…と先人の偉大さに感じ入りながら会場を後にしたのでした。あ、ちなみに「こじゃれた串カツ屋さん」には寄らずにまっすぐ帰ることに。

疲労困憊というのも確かにありました。しかし、ウチに帰って調べてみると、店員さんにモデルばりのキレイなお姉さんがいらしたようで、激しく後悔することになったのでしたw

定番3種!色彩検定1級2次カラーカード切り貼り糊を使用レポート

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今日は、色彩検定1級2次の必需品である、カラーカード切り貼り用の糊(のり)について考えてみたいと思います。わたくし小秋が2013年度の試験で実際に使ったのりや、会場で他の受験者さんが使っていたのり、そして、1級2次合格者さんのおすすめののりなどをご紹介いたします。

テープのり「ドットライナーJr.」

私が色彩検定1級2次で使用したのりは、テープのり「ドットライナーJr.」です。2008年度の合格者さんが運営するサイト「色彩検定ONLINE」の企画「特集:1級2次実技に最適な糊(のり)はどれ!?(動画あり)」で最も評価が高かったので、迷わず買いました。西宮ガーデンズのイズミヤの文具売り場で、確か248円。

ドットライナーJr.

何と言うか、修正テープの表面がベタベタしているようなものだとお考えください。不器用なので、うまく使えるかどうか心配でしたが、思ったより簡単でした。手が汚れる心配もなく、接着力もしっかり。

この写真では分かりませんが(汗)、塗ったところはキラキラ光るので、どこに塗れているかが、ひと目でわかります。

ドットライナーJr.

ただ、こういう進化した道具って、不具合が起こった時にどうしようもなかったりするんですよね(結局、いらぬ心配に終わりましたが)。そこで、スペアとしてもうひとつ同じものを用意。

ドットライナーJr.

ペン型のスティックのり「消えいろPiTほそみ」

そして、違うタイプの糊もあった方がいいかもということで、色彩検定ONLINEさんで2番目に高く評価されていた、ペン型のスティックのり「消えいろPiTほそみ」も購入。イズミヤの文具売り場で157円でした。

消えいろPiTほそみ

先が普通のスティックのりの半分なので、幅1~1.5センチにカットしたカラーカードにもはみ出さずに塗れます。塗った直後は青色なので(乾くと消える)、どこに塗ったか一目瞭然なのもありがたい。

ただ、これ、長時間使っているうちに粘りが出てきて、ダマになりやすいことが判明。しかも、けっこう分厚く塗らない限り、乾燥するとカラーカードが簡単にはがれてしまいます。うーんこれは危険かも。

消えいろPiTほそみ

アラビックヤマト

そこで、前から家にあったアラビックヤマトも試してみました。そしたらこれが意外といける。大量に付けると、カードからはみ出すわ紙がふやふやになるわでワヤですが、薄く塗るコツをマスターすれば、キレイに貼れます

アラビックヤマト

ということで、1級2次試験の会場には、のり4個を持参した私。他の受験者はだいたい1個ずつしか持っていなかったので、さぞかし悪目立ちしていたことでしょうw

1級2次試験の会場に持参した糊(のり)

ちなみに、会場で多く見受けられたのは、スティックのりコクヨ「プリット」のレギュラーサイズでした。

小秋はこう考える

小秋

以上、色彩検定1級2次の切り貼りに使用する糊(のり)についてでした。

本番で美しくスピーディーにカラーカードを貼るために、事前に色々試してみて、最も使いやすいのりを見つけておかれることをおすすめします。

サミュエルさんの「色彩検定2次解答進呈」に申し込んでみた

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色彩活用研究所サミュエルの「2次解答進呈」のチラシを見て、色彩検定1級2次解答を送ってくれるサービスに申し込んでみました。

2013年度色彩検定 2次解答進呈

12月15日の色彩検定1級2次試験から約2週間になろうとしていますが、未だに試験中の夢や、「あんたの解答、大間違いやでw」と指摘される夢を見てうなされる日々。

ちなみに、個人的な解答は、「色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報」として、3回にわたってさらしております。

問題(1)(2)の解答速報

問題(3)の解答速報

問題(4)の解答速報

合否通知が届くのが、1月下旬とのことで、これからまだ1ヵ月も生殺しの状態が続くのか…と、ゲンナリしていたところ、ふと、試験終了直後に、会場の外でもらったチラシのことを思い出しました。確か「2次解答進呈」って書いてあったなあ、と。

試験直後は、すっかり放心状態で、チラッと見ただけでどこかにやってしまっていたのですが、探してみたところありました!色彩関連スクールの老舗、サミュエルさん「2次解答進呈」のチラシ。無料で色彩検定1級2次の解答がもらえるとのこと。

色彩検定2次解答進呈チラシ

ただ「2014年1月下旬より送付開始!」とのことで、解答が届くのは合否通知と同じ時期である模様。やはり1ヵ月の生殺し状態は確定のよう…orz

とは言え、解答がもらえるのはありがたい。ということで、申し込んでみました。現在のサミュエルさんのトップページ。「AFT1級2次解答無料進呈 2/10まで」というボタンから行けます。

色彩活用研究所サミュエルトップページ

チラシと同じデザインのページ中ほどのボタンをクリックすると申込フォームへ。

2次解答進呈申込みページ

「サミュエル倶楽部」会員になった上で申し込むと、次回以降サービスを受ける際に情報の入力が不要になるそうですが、私は、会員にならずに申し込む方法を選択。IDやパスワード管理が死ぬほど苦手な私にとって、こうした選択肢が用意されているのは非常にありがたいです。

2次解答進呈申込みフォーム

申込完了の画面。気持ちを切り替えて、1月下旬を楽しみに待とう!

2次解答進呈申し込み完了画面

ところで、同じチラシには、2014年2月2日にサミュエルが開催する、「色彩検定1級2次解説会」の案内も載っていました。特別セミナー「色を仕事に活かす方法」と「色を学んだきっかけ、やりたいことに合わせて色の知識をフルに活かすための実践力アップ講座」が付いて2,100円。

これ、行ってみたいけど、東京は遠い…サミュエルさん、大阪でもぜひ開催してください!

「パーソナル」が付くカラー系の資格3種を徹底比較

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先ほど、パーソナルカラーの検定って3つもあるんだ!ということを初めて知って衝撃を受けたので、本日のお題はこれに決定。「パーソナル」が付くカラー系の資格3種の比較を行うことにします。

発端は、色彩検定1級2次試験後にサミュエルさんからもらったチラシ2枚のうち1枚。1枚は、昨日ご紹介した「2次解答進呈」のチラシでしたが、もう1枚はこちら。「J-color検定」とあります。

J-color検定

Jリーグが発足したり、J-popがCDのミリオン売上げを続々達成したりしていた頃のことを思い出し、遠い目になりながらさらにチラシを眺めてみますと「色彩活用パーソナル検定」の文字が。

ここで、ある疑問が浮かんだのです。

「あっ、パーソナルカラー検定ってここの主催だったんだ。でも“色彩活用”なんてついてたっけ?」

ということで「パーソナルカラー検定」で検索してみたところ、あっという間に「色彩活用パーソナルカラー検定」「色彩技能パーソナルカラー検定」「パーソナルカラリスト検定」の3つの検定が見つかってしまいました。以下、それぞれの主催団体と特徴について。

■色彩活用パーソナルカラー検定
http://www.j-color.or.jp/paso/index.html

一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会(これの通称がJ-colorらしい)が主催で、「3級から1級のステップアップ方式で、パーソナルカラーをビジネスに活用するスキルが身につきます」とのこと。

パーソナルカラーには、いろいろ流派があるようですが、色彩活用パーソナルカラー検定では、各流派に共通の理論が学べるそうです。

各級の公式テキストがあり独学も可能。受験料は、3級5,000円、2級8,000円、1級15,000円。

■色彩技能パーソナルカラー検定
http://www.p-color.jp/f-kentei.html

NPO日本パーソナルカラー協会が主催。表色系はマンセル、PCCSを用い、パーソナルカラーの分類法としては、よく知られる「フォーシーズン」分類が採用されています。

級ではなく、モジュール(単位)制を採用しているのが特徴で、モジュール1が初級~中級、モジュール2及びモジュール3が上級。受験料はモジュール1が7,000円、2が8,000円、3が11,000円です。

テキストは、私もたまたま読んだことがあるトミヤママチコさん著の 「はじめてのパーソナルカラー」 と「役に立つパーソナルカラー」。どうやら私が「パーソナルカラー検定」だと思っていたのはこれのようです。

■パーソナルカラリスト検定
http://www.personal-colorist.org/

旧名「色彩資格パーソナルカラー検定」から名称変更になった検定で、主催は日本パーソナルカラリスト協会。

対象者は、「美容業界(ヘアカラー、メイク、ネイル、エステティック)やファッション、ブライダル、着物、ジュエリー、メガネ業界などに従事されている方やこれらの業界を目指している方」と、かなり具体的に示されていますが、一般の方にも生活を豊かにするためにおすすめとのこと。

120色のパーソナルカラーに加えてCUS(R)(カラーアンダートーンシステム)を使用するとのことです。

多くの検定同様、3~1級へステップアップしていく方式で、各級の公式テキストあり。受験料は、3級7,350円、2級10,500円、1級16,800円。

ということで、はなはだ駆け足ではありましたが、「パーソナル」が付くカラー系の資格3種類の比較でした。

この中で私が何か受験するとしたら、2番目に紹介した色彩技能パーソナルカラー検定でしょうか。表色系がマンセルとPCCSだし、受験料も比較的安いし。

と、ここでがぜんパーソナルカラーが気になってきました。資格試験はもうこりごり、と思っていたのに2014年3月16日にモジュール3の試験が実施されると知り、「いけるかも」と思った自分が怖いです。

漢検に学ぶ!色彩検定とカラーコーディネーター検定をもっと盛り上げる3つの方法

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魚文字入 湯呑

PRプロデューサーの殿村美樹さんの本『売れないものを売る ズラしの手法』で語られている「今年の漢字」の話。

季節や時期など関係ないと思われていた漢字を、年末の「いい漢字の日」という特定の「時」にズラしてアピールすることで、人々の漢字に対する関心を喚起したというエピソードですが、あのイベントは、漢字検定のPRのために仕掛けられたものだそうで。皆さんご存知でした?

私は、殿村さんの本を読むまで、清水寺の伝統的なイベントだと思っていたので、びっくりすると同時に、少々腹を立て、こう思ったのでした。

「ふん、漢検って、一時期すごく盛り上がったけど、いい加減ブームも去ったんじゃないの?最近どんなもんやねん?」

そこで、漢検の公式サイトに行って調べてみたところ、2012年度の志願者数は2,261,539人というデータが。これは、英検の受験者に匹敵する人数です。おみそれしました<(_ _)>

その点、色彩系の検定はどうでしょう。2012年度の受験志願者数は、色彩検定が全級で52,631人、カラーコーディネーター検定が同じく全級で18,417人。少なっ。

うーん、難易度その他の違いがありますので、単純に比較するのも何ですが、漢字も色彩も、ともに身の回りにあるものなのに、差がありすぎ。実は、色彩検定もカラーコーディネーター検定も、売り方によっては、まだまだ伸びしろがあるのではないでしょうか。

ということで、殿村さんのメソッドに従い、「時」「人」「場所」をズラして、両検定を盛り上げる方法を、勝手に考えてみました。

①「時」をズラす【いつも→特別の日】
単純に「今年の漢字」にならい、「今年の色」を発表する機会を作ってみる。例えば、11月16日の「いいいろの日」なんてどうでしょう?

②「人」をズラす【色彩を学びたい人→誰かの役に立ちたい人】
現在のターゲットは、ファッションやデザインの分野に進む人、関心がある人など、すでに色彩に興味がある人です。

一般の人に色彩に興味を持ってもらうためには、色の効用を具体的に説明する必要があるでしょう。その際、「あなたの人生が豊かになります」ではなく、「あなたの大切な人の暮らしが豊かになります」とする方が効果的な気がします。例えば、以下のような人に売ることを考えてはどうでしょうか。

・これからお母さんになる女性
・ペットに最高の環境を与えたい飼い主
・ご主人の職場での好感度を上げたい奥さん
・お子さんの学力を上げたい親御さん
・色覚特性の異なるお子さんをお持ちの親御さん

③「場所」をズラす【資格試験スクール→ショップやスーパー】
肉売場に焼き肉のたれを置くように、服やインテリア、食材など、色の組み合わせが必要な場面で、色彩検定やカラーコーディネーター検定を案内してみる。

以上、「ズラし」の手法を使って、色彩系の検定を売る方法を考えてみました。色の資格が売れるということは、主催者だけでなく、有資格者にとってもチャンスなわけで…色彩検定、カラーコーディネーター検定をとってみたものの、活用法が見えないという方のヒントにもなるのではないかと思います。


2013年度色彩検定1級2次の合否通知票が届きました!

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2013年12月15日に2次試験を受験した、色彩検定1級の合否通知票が届きました。

2次試験から1ヵ月ちょいが経過した2014年1月18日土曜日、外出先から戻るとポストに色彩検定協会からのハガキが。来たか……。
色彩検定合否通知票

私の1級2次試験の解答は「色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報」でさらしている通りです。

問題(1)(2)はこちら↓
色彩検定1級2次解答速報 1/3

問題(3)はこちら↓
色彩検定1級2次解答速報 2/3

問題(4)はこちら↓
色彩検定1級2次解答速報 3/3

ごくごく楽観的に考えますと、合格ラインといわれる7割はクリアしているように思えます。

しかし問題(1)の視感測色問題が全滅という可能性もありますし、問題を読み違えている可能性(実際に、読者の方に1ヶ所ご指摘いただきました)だってあります。

さらに、私のそそっかしい性格だと、カードを貼る欄に記号を書いた、カードだけ貼って記号を書き忘れた、カードが貼れてなかったなどの単純ミスも十分に考えられ…実際、現場では最初、手が震えて文字が書けなかったぐらい緊張していたことですし(汗)

ということで、非常に緊張しながら合否通知票を開封してみました。結果は…
合否通知票を開封

合格でした!!!よかった!
合格

今回の合格ラインは、156/200点だったそう。そうか、7割(140点)クリアすればOKというわけではないんですね(汗)合格通知には点数までは書かれていないので、自分が何点だったのか気になるところです。

と、思いつつハガキをよく見ると、模範解答送付サービスのお知らせが掲載されてました。
模範解答送付サービスのお知らせ

2013年1級2次試験受験者で、希望者には模範解答を送ってくれるというサービスがあるそうです。模範解答には、代表的な解答と許容範囲、解説、そして配点が掲載されているとのこと。

おお、これを取り寄せれば、自己採点ができて点数も出せますね。さっそく申し込んで、模範解答が届きしだい採点をして、結果をこのブログにさらしてみたいと思います。

2013年度色彩検定1級2次試験の模範解答が届きました

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2013年度色彩検定1級2次試験の模範解答が、色彩検定協会から届きました。

1月24日金曜日、会社から帰ったら、机の上に、雑な字で私の宛名が書かれたよれよれの封筒が。

返信用封筒

誰だ、この汚い字と思ったら、自分の字でした。1月20日の月曜日に、模範解答送付サービスに申し込むべく、色彩検定協会に自分の住所・宛名を書いた返信用封筒を送付していたところ、その封筒に模範解答が入れられ、返送されてきたのです。

開封してみました。本番の問題用紙はA4ですが、それより一回り小さいB5サイズ。送付サービスの申し込み要綱に、角3または角2の封筒とあったので、大きい角2の方にしたのですが、角3でも十分でしたね。

返信用封筒と模範解答

あ、ちなみに返信用封筒の切手は、自分で貼らなければなりません。140円分です。

さて、自己採点を行うとしましょう。合格通知は受け取っているものの、やはりドキドキします。

色彩検定1級2次試験問題模範解答

中身の写真は、公開すると怒られそうなので控えますが、本番の問題用紙のミニチュア版という感じ。解答欄に正解が、左下に配点が記入されています。

あれっ、これだけ?解答の許容範囲内の解答と解説は?

と思い、申込要綱を今一度見てみたところ、

“この模範解答には代表的な解答と配点を掲載しています。解答の許容範囲、及び解説等が付いた「2013年度 過去問題集」は2014年2月下旬に発売予定です”

と書いてあるではありませんか。日本語読解力なさすぎ…orz

ということで、先日の記事「2013年度色彩検定1級2次の合否通知票が届きました!」に書いた

「模範解答には、代表的な解答と許容範囲、解説、そして配点が掲載されているとのこと。」

は、ガセだったということになります。大変申し訳ございませんでした。。<(_ _)>

自己採点の結果、問題(2)と問題(4)は全問正解。

問題(3)のDは、ブラウスとスカートを共にv16にしてしまったのですが(詳細はコチラ「色彩検定1級2次!2013年度受験者がさらす極私的解答速報 2/3」)、やはりどちらかをv15としないといけないようでした。ここの配点は、各6点なのでマイナス6点。

苦手な問題(1)の視感測色問題は、8問中、a)~e)の5問は模範解答と全く同じでした。カードも正しく貼ったことを、現場で確認しています。ちなみに、こちらが私の再現解答。
—————————
a)2.5B 6/7
b)2.5P 7/5
c)2.5PB 6/5
d)2.5Y 6/7
e)2.5PB 7/3
f)2.5RP 9/9
g)h)終了直前に修正したため、メモがなく不明
—————————

ここで初めて気づいたのですが、f)の明度「9」って何だ。。貼り付け面が明度6と7の等明度面なんだから、スラッシュの前は6か7しかないだろうに。。orz 

配点は、カラーカードの貼付が各5点で、マンセル値の記述が各3点ですので、カードは正しく貼れていたとしてマイナス3点、貼り付けも間違ったとするとマイナス8点ですね。

そして、g)h)は自分の解答が分からす採点不能。全て不正解と考えると、マイナス16点となります。

ということで、模範解答による私の自己採点の結果は、最高で191点、最低で170点という結果に(200点満点です)。

う~ん、モヤモヤするなあ。合格ラインと合否だけじゃなく、個人の得点も教えてくれると嬉しいのですが。ちなみに、2013年度の1級2次試験の合格ラインの点数は、156点とのことです。

色彩検定もやっぱり暗記だ!1級2次合格者が伝授する覚え方のポイント3ヶ条

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1月24日に届いた色彩検定1級2次試験の模範解答をもとに自己採点を行ったところ、170~191点との結果となりました。

2013年度色彩検定1級2次試験の模範解答が届きました

ひたすら暗記、という勉強方法が間違っていなかったことが確認できましたので、あらためて色彩検定1級2次試験に合格するために必要な暗記事項を列挙してみたいと思います。

色彩検定1級2次試験には、配色を考え、カラーカードの切り貼りをするという実技があります。

なので、いかにもセンスが問われそうな印象がありますが、実は、受験者が創造性を発揮する余地は、全くといっていいほどありません。

色彩検定1級2次試験の問題は、設問に含まれる諸条件から、原則、答えが一つに絞られるようになっているのです。

第1条 イメージ語はテキスト掲載のものを暗記

例えば、一見あいまいに思える「華やかなトーン」「おとなしいトーン」「地味なトーン」など、イメージ語を使った問題ですら、答えは決まっています。正解は、順に「b(ブライト)」「ltg(ライトグレイッシュ)」「g(グレイッシュ)」。

「えっ、でもv(ビビッド)トーンだって華やかなイメージだし、g(グレイッシュ)をおとなしいトーンだと評価してもいいんじゃない?」

とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。私もそう思います。色から受けるイメージなんて人それぞれで、これが絶対!などと決められるものではありません。

じゃ、どうして答えは一つと言えるの?

それは、色彩検定が公式テキスト準拠した検定試験だからです。なので、ここでは公式テキストがルール。例えば「華やか」=「b」とだけ定義されている場合は、それが唯一の答えとなるのです。

トーンのイメージ語については、色彩検定公式テキスト3級の39ページに一覧表があります。過去に出題されたイメージ語を使った設問では、この表にのっとった答えが正解とされています。

同様に、「ダイナミック」などの配色イメージ語は、1級テキスト88~97ページ、「エスニック」などファッションのイメージ語は、2級テキスト68~69ページが基準となっています。

第2条 配色調和のきまりなどもテキストをしっかり暗記

「対照トーン配色」「補色色相配色」「低彩度トーン」「中間色」「ナチュラルハーモニー」など、幅がありそうな概念も、公式テキストでは定義が決められています

例えば、「補色色相」は、PCCSで色相差が11~12と明確に書かれていますし、「中間色」といえば、ソフト、ダル、ライトグレイッシュ、グレイッシュの4トーンを指します。

そして、「だいだい」「黄みのだいだい」などの色名は、PCCS色相の和名を指しています。「だいだい」と言われたら5:O、「黄みのだいだい」であれば6:yOです。

その他、「心理四原色」「色料の三原色」「色光の三原色」なども、3級テキストに明確に書かれています。私同様、3級を経ずに1級を受ける人もいると思いますが、1級2次の受験にあたって、『A・F・T色彩検定公式テキスト3級編』は必携と言えるでしょう。

第3条 明度表を暗記しよう

明度の判断も、感覚ではなく、2級テキスト巻末のトーン・色彩別の明度のグラフを憶えることで対応できます。

ただ、グラフをそのまま暗記するのは大変です。そこで、多くの受験者の方が、その表をもとに「明度表」なるものを作っている模様。私も、その方法を採用しました。

PCCS明度表
PCCS明度表

なお、明度表については、こちらのページで詳しく解説しています。

丸暗記不要!? PCCS明度表のこんな覚え方はいかが?

ということで、今日は、色彩検定1級2次は、公式テキストに書かれた基礎知識をしっかり押さえておくだけで、かなりの部分攻略できるというお話でした。

唯一の例外と言えるのが、「バーミリオン」などのJIS慣用色名からカラーカードを指定する問題です。これについては、またあらためてお届けします。

色彩検定1級の合格証書が届きました

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色彩検定1級の合格証書が届いたので、早速お目にかけたいと思います。受験に向けてがんばっている皆さんの発奮材料になれば幸いです。

さてさて、昨日2月4日、帰宅しましたら机の上に2通の封筒が。1通は、色彩活用研究所サミュエルさんから、そしてもう1通は色彩検定協会から。
2通の封筒

サミュエルさんの方は、おそらく先日請求した色彩検定1級2次の無料の模範解答でしょう。そして、色彩検定協会の方は、最近いろいろ問い合わせをしたり申し込みをしたりしていたので、おそらくそれ関連かなあと。しかし、封筒をよく見ると、「折り曲げ厳禁」と書いてあります。申込書類の類にしては丁重な。
色彩検定協会からの封筒

ここで初めて、「あっ、そうだ、あれだ!」と思い至り、急いで開けてみたところ、やっぱりそうでした。色彩検定1級の合格証書です。
色彩検定1級の合格証書(台紙)

二つ折りの台紙を開きますと、合格証書が現れました。
色彩検定1級の合格証書(本体)

1級は、英語にすると、「The First Level」となる模様。ファーストレベル。最初の段階、最も易しいレベルみたいな印象を受けてしまうのは私だけでしょうか。

モヤモヤしつつ、「1級」の下に書かれた英文を訳してみました。

「色彩検定協会は、名誉と誇りをもって、あなたが上記の文部科学省認定の色彩調和の試験に合格したことの証明書を授与します。」

なんだか、日本語で書かれた文よりも、こちらの方が何事かをなしとげた感が高いです。同じく合格を果たし、この証書を手にされた方は、ぜひご家族お友達にこの訳もお伝えください。

合格証書がはさまれていた台紙には、カードタイプの合格証明(1級色彩コーディネーター資格証)もはさまれていました。2級はシルバーでしたが1級はゴールドです。
1級色彩コーディネーター資格証

ということで、今日は色彩検定1級の合格証書が届いて嬉しかったので、写真付きでレポートしてみました。

さて、2012年の試験で取得したカラーコーディネーター検定1級と、今回の色彩検定1級で、色彩系の二大検定試験を制したことになる私。今までは、ぼんやりとブログのネタにしてきただけですが、今後は、これらの資格を活用して何ができるかに頭を使っていきたいと思います。

色彩活用研究所サミュエルさんから「色彩検定1級2次試験問題模範解答」をいただきました

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色彩活用研究所サミュエルさんによる、色彩検定1級2次試験の模範解答が届きました。これは、1月下旬より送付開始の無料サービスで、我が家に届いたのは2月4日。奇しくも、色彩検定1級合格証書が到着したのと同じ日でした。
色彩活用研究所サミュエルの封筒

申込み時の詳細はこちらをご覧ください
 ↓  ↓  ↓
サミュエルさんの「色彩検定2次解答進呈」に申し込んでみた

開封してみたところ、中には1級2次の全4問がカラーで印刷されたA3のコピー用紙1枚と、解答が印刷されたA4のコピー用紙が1枚。配点や解説の類はなく、パーソナルカラーなど他のカラー系検定や、サミュエルさんが主催している講座の案内がセットになっています。
色彩活用研究所サミュエルの講座案内

すでに色彩検定協会から模範解答を取り寄せていたこともあり、落胆を隠せなかった私ですが、いやいや、タダでいただいたものにケチをつけてはいけません…ということで、同封の案内の類を見てみることに。

まずは「講座日程表」なるプリントをチェックしてみました。

私の場合、カラーコーディネーターも色彩検定も全て独学でしたので、スクールや講座はまったくもって未知の世界。さて、サミュエルで色彩検定対策講座を受講すると、費用はいくらかかるのでしょうか?

その答えは…

色彩検定3級 受講料: 40,000円、教材費:10,000円

色彩検定2級 受講料: 50,000円、教材費:10,000円

色彩検定1級 受講料:213,675円、教材費: 7,150円

これはすごい(゚д゚)!!

1級で10万円ぐらいかなあと予想していたのですが、その倍以上でした。
受講料一覧

一体、どんな内容・カリキュラムだとそんな価格になるのか?サミュエルのホームページを見に行ってみました。

講座のポイントとしては、

  1. ファッション・商品企画・建築など現場で活躍中のベテラン講師陣による直接指導
  2. 色彩講座歴20年のノウハウ集結のオリジナル教材で効率よく学習

が挙げられており、特典としては、「直前対策&模擬試験」、検定日当日の「1次試験・予想解答」、そして2次試験合格発表後の「2次試験・解説会」が無料ということがあるそうです。

うーん、1次試験は問題用紙持ち帰りOKなので、テキストと照らし合わせればある程度正解が分かりますし、2次試験解説会については、AFTから模範解答が取り寄せられるサービスがあることが分かった今となっては、あまりメリットが感じられないような…。

しかし、色彩のプロの方たちが講師で、商品企画や建築の現場の話が聞けるというのは、実にうらやましい限り。しこしこと完全独学でやってきた私からすれば、これは大変な魅力です。学習にあたっての疑問が、人に聞いてすぐに解決しそうなあたりも、独学にはない利点だと思います。

また、合格後に、自らも色彩を教えようという人の場合、プロの講師の指導法を盗めるというメリットもありそうですね。

そして、通学コースということで、同じことを勉強している人たちと知りあえるのは心強いことでしょう。合格後に、ビジネスパートナーとなる人を見つけることだってできるかもしれません。

確かに、「とりあえず合格できればそれでいい」という人にとっては、高額すぎる気がします。しかし、合格後の資格の活用ということを考えるならば、そこにはやはり、独学では得られない独自の価値があるのかもと思えてきたのも事実。。

このブログをお読みいただいている方の中にも、各種スクールを利用して試験に臨まれた方、または現在お勉強中の方はいらっしゃると思います。独学では得られない、スクールや講座を利用することのメリット(またはデメリット)など、コメントをお寄せいただければ幸いです。

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